田んぼの管理

この所、田んぼの話題が遠ざかっていたので、今時期の田んぼの管理の話しを。

 

田植えが終わってしばらくは、とにかく水を切らさないよう、特に晴れ続きの時はマメに田んぼを見回って水の管理が重要になります。

 

稲作農家は皆、水利組合にも加盟しているので、ある程度自由に水を使う事ができますが、当然私は農家ではないので水利組合にも入っていないので、この作業は私にはできません。

 

何よりこれからの管理は更に過去のデータ(たぶん経験則だと思うが)や植えつけてからの日数・気温など、管理している人間でないとできない事が多いので、草刈以外はヘタに手を出すのを止めております。

溝切りした後が良くわかります
溝切りした後が良くわかります

今はちょうど、水を切って中干をする時期になっており、すでにほとんどの田んぼで中干が行われています。

 

中干とは、今まで一生懸命とにかく水を切らさないようにしていたのとは全く逆に、わざわざ水を切ってしまうのです。

 

稲は水があるとどんどん分けつして茎が増えて行きます。たった1本の苗が何本もの稲になって行くのは、常に水があり、分けつが進んで行くからです。

普通に考えれば増えれば増えるほどお米の収量も増えると考えるでしょう。

しかし、あまり増えすぎると日当たりが悪くなりヒョロヒョロの稲になり、倒れやすくなったり、米粒の数が減ったりするのです。

 

そのため、一度水を切り、分けつを止めるのです。

 

効率良く水を切るために、一輪車にエンジンが付いたような機械で溝切りをします。

この機械もこの時しか使わないレア物ですネ。

 

ひとつ不思議な事に、だいたいこの時期に田んぼのおたまじゃくしは手足が生えます。

自然とは良くできた物で、農事とうまく同調しています。

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