先週の稲の種まきが終わると約1ヶ月で田んぼへの植え付けとなる訳ですが、その前の重要な仕事として、代掻きがあります。
代掻きは、田んぼに水を入れてトラクターで撹拌する事により、雑草退治や田んぼを平らにする、水持ちを良くさせるなどの、田植えをする前の重要な仕事です。
実は代掻きをする前に1~2月頃に粗起しをするのですが、これは字の通りトラクターで粗くうなるだけなので、農家さん一人でやってしまいます。
しかし、代掻きは物理的な時間を要するため、毎年予備のトラクターを使ってお手伝いしております。
要領はとにかく田んぼ全体を隙なくトラクターを進める訳ですが、広い水を張ってある田んぼをなるべく真っ直ぐ走り、しかも隙を作らないように進むには水面より頭を出している雑草をたよりにするのです。
(下の写真参照、ちょっとわかりづらいかな?)
それでも1年に1回この時期しかトラクターに乗らない私は、どうしても折り返しで回る時にじょうずに平らにできません。
それでも米農家としては猫の手でも欲しい時期なので、来週も乗る事になるかな?
ちなみに農家さんは、この間にも水の入れ止め・育苗ハウスの温度と水の管理を急がしそうに回っております。
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